B&H Photo Video【REVIEW】
カメラ用の機材を購入する場合、日本国内より海外から輸入したほうがかなりお得に購入できることがあります。中でも、NYに拠点を構えるB&H Photo Video(以下、B&H)は、圧倒的な品揃えを誇り、一度登録すれば次回から簡単に買うことができます。
初めて購入する場合は、まず画面右上の「My Account」-「Create a B&H Account」からアカウントを作成しましょう。その後、名前や住所を登録します。表示言語は英語かスペイン語のみ選択可能ですが、登録手順は、どこのオンラインショップを使っても同じなので省略します。
商品の状態は「In Stock」「More on the Way」「Back-Ordered」「Special Order」「New Item – Coming Soon」「Temporarily Out of Stock」などがあります。
- 「In Stock」:1~3日後に商品発送メールが届きます
- 「More on the Way」「Back-Ordered」「Special Order」「Temporarily Out of Stock」:入荷するまで気長に待ちましょう
- 「New Item – Coming Soon」:発売が開始されるまで待ちましょう
※以前「Back-Ordered」のものを注文したら、特注品ではないのにもかかわらず発送されるまで3ヶ月以上かかったことがありました。
支払い方法は「クレジットカード/デビットカード ほか」もしくは「PayPal」です。
「DUTIES & TAXES How would you like to pay?」の選択は、「I’ll Handle Myself」と「Fast & Easy Pre-Pay (Recommended!)」があります。「I’ll Handle Myself」の方が安く、「Fast & Easy Pre-Pay」は受取時に輸入関税を支払う手間がなくなります。個人輸入の場合、海外小売価格に0.6を掛けた金額が1万円以上のものには関税( https://www.customs.go.jp/tsukan/kanizeiritsu.htm )がかかります。
国内配送は、「DHL Saver」が日本郵便、「DHL Global Mail」は佐川急便、「DHL Express」はDHLが配達してくれると思います。(これは住んでいる地域によっては異なるかもしれません)
なお、受取や輸入関税の支払い方法が異なります。国内の配送業者は省きますが、「DHL Express」は事前に「PUDOステーション」などで荷物を受け取るか選択できると思います。また、輸入関税は通関後に「輸入関税/消費税お支払いのお願い」メールが届くので、そこからオンライン決済を行うようになっています。
「DHL Saver」は通常二週間程度で着きます。運が良ければ8日ぐらいで受け取ることができますが、発送連絡が届いてからNYで一ヶ月以上止まっていたこともあります。(コロナ禍で飛行機が減便した影響かも)急ぎのものは止めたほうがいいかもしれません。
これまで届いた商品の中で不良品は一点ありましたが、見栄えが悪い程度で普通に使用できたこと、価格も高くなく返品手続きがめんどくさかったためしたことはありません。それ以外では商品を覆うプラスチック製のケースが割れてることがありました。そういったことを気にされる方は国内正規品を購入するほうが良いと思います。
現在は、インターネットで誰でも簡単に個人で輸入ができる環境が整っています。国内正規品の7掛けぐらいで購入できたり、未発売のものを手に入れたりできるメリットがある一方、上記で触れたようなデメリットもあることを知っておきましょう。
注意点
Wi-Fi、Bluetoothなどの無線機器を購入することは可能ですが、日本国内で使用するためには技適マーク( https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/ )が必要となります。技適マークがないものを使用すると電波法違反になる場合があるので気をつけましょう。
セール時期やディスコンになると通常より安く購入することができます。ただし、ProfotoやSennheiserなど一部のメーカーは「No shipping to JAPAN」と警告が表示され、日本から購入することはできません。(amazonやAdoramaから一部の商品は購入できるかもしれません)
最後に、B&Hはユダヤ教の安息日である金曜日の日没から土曜日の日没までの間などはオンラインショップも”お休み”となり、その間は購入することができなくなるので注意しましょう。(Adoramaも同じ)